繁殖を卒業したスコティッシュフォールドの母猫ユキ。現在はキャットランドでのんびり暮らしている。

ネコのおやつについて

おやつの役割と、うちの考え方を紹介します

このページでは、猫のおやつに関する基本的な考え方や、
与えるときの注意点、うちで実際に試してきた内容について紹介しています。
チュールやシーバ、手作りおやつの話も交えて、偏食や健康面のリスクについても触れています。

おやつをくわえて遊ぶクリーム色の子猫|猫のおやつの考え方と与え方

うちでは基本的におやつを与えていません

猫用おやつの多くは、「総合栄養食」ではなく、間食やご褒美としての役割が主です。

例外として、「総合栄養食」として販売されている商品もあり、
チュールやシーバの一部などがこれにあたります。
栄養基準は満たしていますが、
それでも“おやつはおやつ”です。
嗜好性を高めるために、香りや味付けが非常に強くなっており、
毎日与えてしまうと偏食や依存につながる可能性があります。

我が家でも、チュールやシーバを補助的に使うことはあります。
ごはんを食べない時の“きっかけ”として、
主食に混ぜたり、ほんの少しだけトッピングに使ったり。
でも、あくまで“戻す前提”で使っています。
日常的な主食として扱うものではありません。

おやつなしでも穏やかに暮らすスコティッシュフォールドの成猫|猫の健康管理とおやつ習慣

手作りおやつの落とし穴

以前、「体に良さそうだから」と思って、
ささみを茹でてほぐして与えたことがありました。
きっかけは、どこかで見た“食いつきのいい動画”だったと思います。

でも実際は、うちではほとんど食べず、期待外れ。
それに後から知ったのですが、ささみは栄養がたんぱく質に偏っていて、
タウリンやビタミン類が足りず、主食には向かないそうです。

猫の食事やおやつは、見た目やイメージではなく、正しい知識に基づいて作るべきもの。
そうでないなら、栄養バランスが整った市販のおやつを、
必要なときだけ使う方が安心です。

手作りおやつに反応しない猫|見た目と栄養は別、猫の食事に必要なバランスとは

おやつはごほうび

うちではあまり当てはまりませんが、
おやつが原因で主食を食べなくなる猫や、
太りすぎてしまう猫も多いと聞きます。

たしかに、おやつを手に持った瞬間、
全員がわらわらと寄ってくる姿はとても可愛いです。
そのくらい、おやつには猫の嗅覚と食欲を刺激する力があるということ。
でも、それはあくまで「ご褒美」や「特別な時」のもの。

来客時は、おやつをお客さんからあげてもらうようにしています。
猫も人も喜んでくれて、いいきっかけになります。
おかげで、人見知りもだいぶ和らぎました。

ごほうびに興奮する子猫|おやつは特別な時だけに与える工夫が大切

おやつとの付き合い方を考える

人間にとってのジャンクフードやファストフードと同じです。
ときどき食べる分にはテンションも上がるし楽しみもある。
でもそれを毎日のごはんにはしない。
そんな風に考えていただければと思います。

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おやつの工夫

「たまにはごほうび」「うちではあげていません」など、
おやつに対する考え方やあげ方の工夫があれば、ぜひ教えてください。
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